放射線測定は、概ね月に1回実施しています。放射線測定器は、日立アロカメディカル製のAloka TCS151を、学校法人和光学園和光鶴川小学校のご好意により無料でお借りしています。
また、会として、クリアパルス製のA2700型 Mr. Gammaを購入しました。この機種は、町田市が昨年12月に10台を購入し、現在中心的に使用している機種です。
2012年1月15日 成瀬クリーンセンンターで、0.3マイクロシーベルトを計測
計測のご希望をいただいた個人のお宅を計測しました。まったく心配のない状況でした。
その後、下水汚泥の焼却を行っている成瀬クリーンセンターの周囲を計測しました。
施設の屋上に設けられたテニスコートで多くの人々がテニスをされているのに、先ず驚きました。
周囲を一周して計測しました。大体の場所での計測値は、AlokaTCS151で0.09~0.11、Mr.Dammaで0.07~0.09でした。排水溝の近くで少し計測値が上がりましたが、それでもそんなに顕著な上昇ではありませんでした。
ほぼ終了して、駐車場の前に戻った時、少し風が強まりました。その時です。地上1mの位置での計測で、連続して3回AlokaTCS151の針が振り切れました。毎時0.3マイクロシーベルトを越えたということです。この直後に地上5cmを計測しても、特に異常はありませんでした。
このことが何を意味するのか、今のところ何も分かりません。
いずれにしても、今後も、成瀬クリーンセンターの計測は続けなければならないと感じました。
2011年12月10日
玉川大学文学部に近い、個人のお宅の敷地内を計測。雨どいの雨水を庭の池に引いている箇所で、0.4マイクロシーベルトを計測。了解を得て、EM菌を散布し、その効果実験を行う。
前回0.45マイクロシーベルトを計測した排水溝を計測。住民の方の対処で問題は解消していた。
東玉川学園4丁目バス停前の排水溝の鋼鉄製の蓋を開け、中の土から5cmのポイントで計測。0.6マイクロシーベルトを計測。この写真はその計測場面。 当日参加された方が持参した富士電機製ハンディサーベイメーターNHEでは0.48マイクロシーベルトを計測。
東玉川学園2丁目の睦会という町内会を計測。何ヵ所かのポイントと松風公園を計測。特に問題な箇所は無かった。
2011年11月6日
「原発事故を考える町田市民の会」メンバー、町内会役員、それに個人参加の方々が加わり、総勢15名で実施。これまで計測してきた箇所数か所を計測した後、前回0.37を計測した化石谷公園前の道路上を計測。計測値が、町田市道路補修課の対処と住民の清掃で、0.1マイクロシーベルトに下がっていることを確認、しかし近くの排水溝に溜まった落ち葉を計測したところ、0.45マイクロシーベルトを計測。続いて、東玉川学園4丁目バス停前の排水溝の鋼鉄製の蓋の上で、0.3マイクロシーベルトに近い計測値を計測した。次第に規模の深刻なホットスポットが見つかってくるようになった。
化石谷公園(2011年8月31日測定)
やっぱりあったホットスポット
化石谷公園バス停のすぐ下の排水口付近で最高値0.3マイクロシーベルト毎時を計測。1年間で2.6ミリシーベルトにもなる値に参加者から驚きの声が上がりました。ただちに除染が必要ですから、幼い子どもを近づけないよう注意してください。 (2011年8月31日測定)